2017.1/15  玄関のこと



前回・前々回で家の中の写真を色々載せたので分かる通り、今とても古い家に住んでいます。

玄関のことを書こうと思います。



玄関のコンクリートの床に、なぜか人間大のシミがあります。


(最初の写真だと光の加減で見えないのですが、この角度から撮るとよく写ります)

別に人の形をしているわけではないですが…

なんとなく怖いので塗り直すことにしました。



材料を揃えました。

決行日は、夫が娘を連れて実家に行く大晦日〜元旦です。
私は家で一人、留守番です。
誰にも邪魔されずゆっくり作業できます。



大晦日、2人を送り出した後まずはデッキブラシで洗浄しました。



床全体が水で濡れたら、しみだけ水を弾いたように浮き上がりました。




ひび割れがあったので埋めました。

全然きれいに出来ませんでしたが、後でどうせ塗装するのでこれで良しとしました。




下地として、油性シーラーを塗ります。
もう夜です。

夜の間に乾かし、次の作業は明日の朝にします。

つまりこの状態で年を越しました。



元日の朝になり、コンクリート用塗料を塗ります。すべり止め材を入れてよく混ぜます。



色は白です。

おしゃれな家のガレージのような白い地面に憧れていました。



ローラーで塗りました。



ここで、大変な過ちに気づきました。

私が求めていたのはこんな床ではありません。

私が想像していた「おしゃれな家のガレージのような白い地面」とは、



↑これです。(友人宅)

大慌てで調べ直したところ、この地面にしたいなら、セメントの類を塗るべきでした。

私が塗ったのは白いペンキです。完全に間違えていました。

(正直に言うとペンキを開けた時点で「何か違う」とは思ったのですが…
そこは初めてのコンクリート用塗料、塗って乾けば質感が変わるんだろうとポジティブに解釈して進めてしまいました。
冷静に考えて、変わるわけがありません。本当に思い込みとは恐ろしいものです。
人間大のシミなんかより自分が怖いです。)


そして塗装が乾いた頃帰って来た夫に
「あれっ、玄関がおしゃれな家のガレージみたいになってる!」
というサプライズを贈るはずが、雪のように真っ白な床を見て唖然とされて終わりました。

2歳の娘は、一面の銀世界を前に歓声をあげ、その後も「きれいな床、見にいこうよ」と言って何度も見に行ってくれました。





3日後の玄関です。もう汚れました。

でもさすがコンクリート用塗料、娘が「おそうじ♪」と言ってほうきで掃除する真似をして傘の先で地面をガリガリ引っかいても、びくともしませんでした。

今後正しくセメントに塗り直すとしたら、ゆっくり作業できるのはまた次の年末です。

というか自分には出来そうにないのでプロに頼むことになりそうです…。

しばらくはこのまま過ごすことに決めました。



机を置きました。



今まで別の部屋に置いていたこの机、「コンパクト・プフレーゲライヒト」と呼んでいます。

かつての店内の作業スペースに広げていた全道具が、この机1台の中に凝縮されているからです。



下は、すのこを敷いて靴入れにしました。



玄関にはほかに、娘の三輪車も置いています。



これは無印良品の三輪車をカスタマイズしたものです。

幼児のトイレトレーニング用アンパンマン補助便座というものがあったのですが、

同じ機能の付いたアンパンマンおまるを買ったので、こちらの補助便座を処分する際、飾りのアンパンマンだけ外しておきました。



木でこのような台座を作って、



アンパンマンを乗せて固定し、取り付けました。



取り付け金具は、無印良品で買えます。ネット販売はなく、店舗で取り寄せてもらいました。
「三輪車用バスケット取付ねじセット」税込346円です。
使ったのはプレート部分だけで、ボルトとナットは、自分で作った木の台の厚みに合ったものをホームセンターで買いました。


しかしこのアンパンマン…後頭部のボタンを押すと音が鳴るのですが



元が補助便座だけに、各ボタンは左から順に

@ 「じょうずにできたね!」というアンパンマン声
A アンパンマンの主題歌
B ザザーという流水音

というラインナップです。

三輪車をこぎながら、Aだけ鳴るならいいのですが、娘は全ボタン押します。

しかも各ボタンを高速でランダムに何度も押すため、
「じょじょじょじょうずじょうずにじょうずにザザーザザーザザ何が何が何が何何何がきみの幸せ〜」
という風に鳴り、アンパンマンが正気を失っているようにしか聞こえないのです。



分解して、どのボタンを押してもAだけ鳴るよう改造したいと思ったのですが、分かりませんでした。



仕方なくスピーカーをビニールテープで塞ぎ、音がなるべく小さく鳴るようにしました。

そもそも便座の一部を三輪車に取り付けている時点で無理があります。

でもこの取り付け用金具があれば、ぬいぐるみでもおもちゃでも何でも取り付けられるので、
今後何かいい物があればまたカスタマイズしてあげたいと思います。



後日、泥落としマットを買いました。これで玄関の白い床が守れます。




じつはちょうど玄関の壁に飾っている布が、海のモチーフで






それに玄関入ってすぐ横、台所に繋がるドアのノブカバーが爽やかな青なので、



ヨット柄のマットが来たことで、自称・マリンテイストの玄関となりました。床は大雪原ですが…。





そんな床でも、暮らすうちにだんだん愛着が湧いてきました。

それにシミのないきれいな玄関で新年のスタートが切れたので、きっと良い1年になりそうです。



プフレーゲライヒトのおはなし